なぜ今プログラミング教育なのでしょうか?
小学校でプログラミング教育が必修化
2020年度から、小学校でプログラミングが必修化されました。中学校、高校にも順次拡大されることが学習指導要領に明記され、2024年度大学入試への導入も検討されています。
背景には、IT化・グローバル化が進む社会に適応できる人材を育成するという文部科学省の方針があります。
目指すのは、プログラミング知識や技能の習得にとどまりません。未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力を育てることが、理念として掲げられています。
「情報」2024年大学共通テスト導入検討。必修科目です。
大学入学共通テストの「情報」では、「CBT方式」(Computer Based Testing)といったコンピュータやタブレット端末で解答を作成する受験方式が検討されていましたがマークシートになりそうです。
出題される問題として考えられているのは、基本的なプログラミングや情報セキュリティのほか、AIなどの情報技術に関する問題です。
具体的には、「以下のプログラムの誤りを指摘して正せ」「空欄にあてはまる適切なプログラムはどれか?」といった正誤問題や選択問題のほか、「例と同じような実行結果のプログラムを作成せよ」といった実戦問題も出題されると想定されています。
今は小学生からプログラミングを習う時代です。しかし今の高校生のPC離れは深刻な状況です。スマホでなんでもできますから。
今の中学生はちょうど潮目にあたり、就職活動の時にプログラミング技術が有利に働く可能性があるのです。
You tuberが人気職業とされていますが、それは自分の好きな事を発信していきたい作っていきたいとの欲求の現れかと思います。
しかしスマホで閲覧だけ、ゲームをするだけでは作り手にはなれません。
自分の考えを形にする、機会と時間を作っていく必要があります。